日本語サポートを含む Ubiquity 0.5 リリース
Mozilla Japan ブログで Ubiquity を紹介する投稿を上げたので、ここでもクロスポストします。 Here’s a cross-post of a Ubiquity 0.5 announcement (in particular regarding the new Japanese support) I wrote for the Mozilla Japan blog.
Mozilla Labs の実験的プロジェクトのひとつ、 Ubiquity の最新版、バージョン 0.5 を昨日リリースしました。 (Mozilla Labs 正式発表 [英文])
Ubiquity はウェブをより有益に、より使いやすくするために自然言語で Firefox を操作するインターフェースを提供します。ウェブ上のオープン API と機能が増えて行く一方でどのようなインターフェースが必要であるのか。その答えを追求した結果、テキスト入力の正確さとスピードと自然言語の心地よさを合わせたインターフェースができあがりました。例えば「麹町を地図で表示」、「これを (誰々) へメール」などを自分の言葉で入力してブラウザを操作することができます。新しいコマンド (動詞) も簡単に JavaScript で書けるので、拡張性も非常に高いプラットフォームです。
ユーザにとって「自然な構文」 (“natural syntax” [英文]) という目標の下、数ヶ月の研究の結果、Ubiquity 0.5 では複数の言語の異なる構文に対応できるパーサを実装しました。Ubiquity 内蔵のコマンドもローカライズ可能になり、0.5 ではすべての内蔵コマンドの日本語、デンマーク語とポルトガル語版が搭載されています。
リリース直前に Ubiquity の日本語紹介ビデオを作成しましたので、どうぞご覧ください。日本語モードでの使用方法も説明されています。
Ubiquity 0.5 日本語紹介ビデオ from mitcho on Vimeo.
日本語サポートが入った Ubiquity 0.5 を是非ご使用ください。このインターフェースをより多くのユーザが「自然に」使えるよう、これからも開発を続けていきたいと思います。